ふくおかれんたいのひ
【福岡聯隊の碑】

福岡の郷土部隊を記念する石碑。
福岡聯隊の碑

福岡城跡には歩兵第二十四聯隊が置かれ、
郷土の誇りとして市民に親しまれた。

明治九年四月、小倉の歩兵第十四聯隊の一部、第三大隊が福岡城へ分遣されたのが
福岡聯隊の実質的なはじまりだそうだ。(『福岡地方史研究』第42号)

明治十七年七月一日、小倉勝山城内で歩兵第二十四聯隊が新設され、
明治十九年五月、小倉から福岡城へ移転。
そして同年八月十七日、軍記授与が行われた。

日清戦争では、混成第十二旅団に入り旅順攻撃に参加。

日露戦争においては、第二十三旅団に編入され、鴨緑江戦、奉天大会戦に参加。

第二次世界大戦中には、歩兵第百二十四聯隊、歩兵第二百二十六聯隊など
次々と動員、編成され、中南支・ガダルカナル・ビルマ等へ発っていった。
また、硫黄島の栗林兵団、沖縄の牛島兵団にも参加、玉砕した。